看護学科 2年課程定時制
医療専門職として科学的思考と自己研鑽能力、
そして豊かな人間性を持った協調性に富む
看護実践者の育成をめざします。
学校での授業と臨床現場での実習体験をつなぎながら
学習を進め、思考力と実践能力を養う教育を行います。
1、2年次は週3日、3年次は実習を中心に週5日授業があり、
3年間で履修するコースです。
卒業生は、県内を中心に、県立病院や国公立病院、民間総合
病院等で第一線の看護師として活躍しています。
授業・教科の内容
令和5年度より新カリキュラムとなっています。修得単位は72単位(2,210時間)、そのうち臨地実習は17単位(720時間)です。授業は、准看護師課程で学んだ内容や准看護師としての体験を基にしながら、2年課程の教育内容を主体的に学んでいくことができるように構成しています。
授業科目
●基礎分野
論理学、情報科学、物理学、哲学、社会学、教育学、人間関係論
●専門基礎分野
解剖生理学、栄養と代謝、微生物と病因、病因と病変、疾病論I、疾病論II、
疾病論III、疾病論IV、薬理学、公衆衛生学、社会福祉、関係法規、行動科学
●専門分野
基礎看護学
看護学概論、看護技術論、臨床看護総論、学習支援、看護過程、
フィジカルアセスメント・コミュニケーション技術・看護倫理
地域・在宅看護論
人々の暮らしと地域、地域で暮らす人々とその家族、地域･在宅看護概論、地域・在宅看護論、
地域・在宅援助論演習
成人看護学
成人看護学概論、成人援助論、成人援助論演習
老年看護学
老年看護学概論、老年援助論、老年援助論演習
小児看護学
小児看護学概論、小児援助論、小児援助論演習
母性看護学
母性看護学概論、母性援助論、母性援助論演習
精神看護学
看護学概論、老年援助論、老年援助論演習
看護の統合と実践
医療安全、災害看護、看護研究、看護管理、統合演習
臨地実習（基礎Ⅰ、基礎Ⅱ、地域・在宅、成人、老年、小児、母性、精神 各看護学、統合実習）
年間授業スケジュール
主な実習施設
県立尼崎総合医療センター 県立がんセンター 県立加古川医療センター 県立西宮病院 県立こども病院 県立ひょうごこころの医療センター 県立リハビリテーション中央病院 加古川中央市民病院 関西青少年サナトリューム
神戸・明石市内訪問看護ステーション 通所リハ 地域包括支援センター
助産所 保育所 地域活動支援センター
授業風景
在校生の声
総合衛生学院では、准看護師の資格を持った幅広い年代の学生が日々学びを深めています。授業に関しては、学院内の先生だけでなく学院外の医師や看護師の方達もたくさん来られて、より臨床に近い声を聞きながら分かりやすい授業が多く、興味を持てると思います。また、この学院の大きな特徴として、グループワークが多いです。様々な授業でグループワークが行われることで、多角的に物事を捉え、考えていく力がつくだけでなく、協調性と主体性を養い、臨床で役立つ力が身につきます。この学院だからこそ伸ばせる力を、私達や仲間と一緒に磨いてみませんか。
授業ではグループワークが多く、知識や経験の違うクラスメイトの意見を聞くことで多くの刺激を受け、更に学びが深まります。また自分の意見を発信することで、考える力が身につき発言にも自信を持て、成長に繋がります。臨地実習では、座学での知識をいかし、その人にとって必要な看護はなにか考えていくことで、より看護を深めることができました。看護学校での学びは時に厳しいものかもしれませんが、それは成長への道でもあります。努力と忍耐、そして困難に立ち向かう勇気を持ってください。自信を持って前に進むことができ、看護を学ぶことの楽しさに触れることができると思います。また、様々な年齢や経験をもつ人が集まります。私自身、コロナ禍で学業と仕事、また家庭の両立ができるか不安がありましたがクラスメイトの仲間たちや教員、講師の先生方の支えもあり多くの知識と技術、そして人間性を成長させることが出来ました。また同じ目標を持つ仲間たちと協力し合い、励まし、互いに支え合うことで、より強くなり、困難を乗り越えることができました。総合衛生学院での仲間や教員との出会いは私の中での財産です。ぜひ総合衛生学院で、仲間たちと共に、看護師になるための一歩を踏み出してみませんか。
主な就職先（平成26年度〜令和４年度）
県立尼崎総合医療センター、県立西宮病院、県立加古川医療センター、県立こども病院、県立がんセンター、県立丹波医療センター、県立淡路医療センター、県立リハビリテーション中央病院、神戸市民病院機構中央市民病院・西神戸医療センター、明石市立市民病院、加古川中央市民病院、北播磨総合医療センター、関西青少年サナトリューム 等